正保日本図
正保元年12月25日、幕府は諸大名に対して地図及び郷村高帳の作成を命じた。この際に6寸1里(21600分の1)という全国共通の縮尺が導入された。通説では慶安4年(1651年)に新番頭北条氏長が諸国の国図を元に全国地図を作成して幕府に献上したと言われてきたが、近年の研究では全国地図の作成責任者は大目付井上政重であったこと、慶安4年時点で未だに国図を完成させていない藩が存在する事が明らかになっている(つまり全国地図を編纂できる段階ではない)ことなどから、同図の作成者を北条氏長とする記録には誤りがあり、実際の作成者は井上政重と見るのが適切であって北条氏長は寛文9年(1669年)に行われた校訂事業の責任者であったと見られている。

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